君を奪って逃げる
少し前の話になりますが、家の車庫に大きなクモの巣ができていました。直径なんと2m以上。
普段クモの巣に悩まされていた俺ですが、この話を弟から聞いて、感心せずにはいられませんでした。
実際に眺めると想像よりさらに大きく、圧倒されてしまって。
この「職人芸」を壊すのは簡単ですが、それも忍びない。
実害もないので放っておくことに。どこまで大きくなるかを楽しみにしながら。
すると止めておけばいいのに、母親にこの事を話す弟。嫌な予感・・・。
母「ちょっとホウキ貸して!」
俺「ん?これ?」
バサッ
俺「あぁ!」
バサッバサッ
俺「なんて勿体ない事を!」
ホウキでクモの巣を掃う母。
壊される職人芸の結晶。
俺「なんか残念だな・・・。」
弟「でも凄かったやろ?写メ撮って人に見せようと思ってさ。」
俺「あァ・・・しかしこれじゃあ人に見せるのは無理だろ。」
弟「いや、もう撮った。」
俺「あ、そうなの?抜け目ないな。」
弟「だから母ちゃんに教えたんだよ。」
俺「!?」
なんと恐ろしい奴・・・ッ!